リピターCAD面版とは貼ったり剥がしたり出来るCAD面版です。
通常のCAD面版は一度使うと剥がす時に壊れてしまいます。又、1mmステンレス置面盤に貼り込み保管しています。
せっかく高価なCAD面版なので場合に拠れば必要以上に置面盤にしている打抜き現場も良く見受けられます。
しかし、1mmステンレス置面盤する事で尚更にコスト高に成っている事を理解している管理者は少ないです。
先進国の中で日本だけ立ち遅れているCAD面版の問題点は日本人特有の「もったいない」と「必要以上の高品質要求」「セットトラブル」が問題点でした。いまだに手彫りの面版で無いといけないとか溝切テープの方が精度が高いと言う方々がいます。
先進国では生産性の重視から溝切テープすらもう使われていません。・・・が日本でも先述の問題点がクリアー出来ればCAD面版が一揆に進まなければならない、厳しい市場環境です。
では私達が進めるリピターCAD面版はどうして問題点が解消出来るのでしょうか。
◇もったいない・・・せっかくの高価なCAD面版が置面盤をしないと捨てるのはもったいないと言う事で剥がした溝切テープすら再利用している打抜き現場が有ります。
しかし高価だったCAD面版が現在は半値以下になっています。加えて当社は貼ったり剥がしたりの機能を粘着材無しのCAD面版に3M55などのスプレーを噴霧して使って頂いてます。
簡単に剥がして保存可能でリピート時にそのまま再利用出来ます。粘着剤が数回の使用で粘着力が弱くなれば、クリーナーで一度粘着剤を取ってもらい、新たにスプレーします。拠って1mmステンレス置面盤も必要としません。